REDOXeで体のpHを改善
REDOXe による水素イオン指数pHの改善
私たちの身体をつくる細胞の中の酸性度(pH)は、生体内で産出される「二酸化炭素」が「重炭酸イオン」に変換され、細胞に輸送されることにより、ダイナミックに変化しています。例えば膵臓(すいぞう)の細胞は、重炭酸イオンの分泌を行うことにより胃酸を中和する働きを担っています。また、腎臓では、血液内のpHを制御していますが、このバランスが崩れると、動脈内における血液のpHが低く(酸性)になり、pH異常の影響を受けやすい臓器である眼球に、緑内障、白内障、角膜障害、盲目などの異常を引き起こします。
私たちは、呼吸することにより酸素が代謝され、二酸化炭素CO2を排出しますが、このCO2は水と結合して酸を生じます。
CO2+H2O→H2CO3→ H++HCO3
このH+が酸です。通常このH+は、揮発性でCO2に変換され、肺から排出されます。また、腎臓から尿として排出されます。REDOXeでpHが弱アルカリ性になるということは、腎臓や肺の細胞を活性化したことにつながったと考えられる。また、H+はREDOXeにより還元され、pHを弱アルカリ性にするものと考えます。
また、REDOXeと体内の水と反応させると 2H2O + 2e– => 2OH– + H2 となり、生体を弱アルカリ性にすると考えられる。(2OH–は、電子でアルカリ性)
水の中に存在する一部のプラス水素イオンは、電子を与えられることによって、
H+ + e– => H [原子水素]
H+ + 2e– => H– [マイナス水素イオン]
水素原子(活性酸素)
マイナス水素イオン(H–)
【資料7】
となり、原子状水素(活性水素)やマイナス水素イオン(H–)などの反応性の高い活性状態となる。
OH-は4個で2H2OとO2になり安定します。H+水素イオン(プロトン)は2個で電子を奪い 2H++2e― →H2(水素)、
OH-(水酸化イオン)は、4個で電子が奪われ 4OH― ― 2e― →4H+2O →2H2O+O2(水と酸素)
■ 水素イオン(H+)にREDOXeを与えると、中和することができます。下記の化学反応がREDOXeの作用です。 水素イオン(H+)が中和されると、それは安定した電子を持った水素原子(H)になります。水素原子(H)が持っているその電子は、他へ与えられやすい性質を持っています。その水素原子(H)は、活性酸素に電子を供給し無害な水に変え、さらには電子を失った酸化型物質に電子を供給し、還元型物質に変えます。すると酸化が解消され、細胞は本来の働きを取り戻し、生体のpHを弱アルカリ性にします。
【資料8】
REDOXe による水素の変化
【資料9】
(a)は、プラス水素イオン(H+)
水素原子が電子を失った場合は、原子核のみのプラス水素イオン(H+)となります。通常、水素イオン(プロトン)と呼ばれる場合は、プラス水素イオンのことを言います。(電子e―に対しe+を言う)
(b)は、水素原子(H)
水素原子の原子核には、1個の陽子があり、その周りを1個の電子が回っています。陽子は正電荷を持ち、電子は負電荷を持ちます。従って、電子と原子核の間には、電磁力によって緩やかですが結合力があります。
(c)は、マイナス水素イオン(H-)
水素原子が電子を2個持つとH-(マイナス水素イオン)となります。
(d)は、水素分子(H2)で揮発性のガスです。